渡辺省三(わたなべしょうぞう 1933年2月26日生)
[プロ野球選手/スカウト]
ところが、落下地点がビルから約8メートルも離れた遠方だったこと、死亡する直前にATM(現金自動預け払い機)から引き出した現金85万円がなかったこと、遺書もなく自殺する動機が乏しかったことに疑問を持った遺族(長女)が、1999年7月に「誰かに殺された」として被疑者不詳のまま殺人罪で告訴した(1999年12月に不起訴処分)。2002年4月、長女は鹿砦社から「タイガースの闇~ある名スカウト自殺の謎~」を出版するが、2003年2月、同書及び自身運営のホームページ上に、父の死を他殺として、阪神球団関係者の名誉を毀損する内容を記載していたことで、阪神球団の末永正昭・笠間雄二に名誉毀損罪で神戸地検に刑事告訴される。2005年8月1日、長女は名誉毀損罪で在宅起訴され、2006年3月3日、神戸地方裁判所から懲役8ヶ月執行猶予4年の判決を言い渡された。
1998年8月31日死去(享年65)