マリー=フランス・ピジェ

マリー=フランス・ピジェ(Marie-France Pisier 1944年5月10日生)
 [フランス・女優]



 1944年に、当時のフランス領インドシナ、現在のベトナムのダラットで生れる。1961年にフランソワ・トリュフォー監督の目にとまり、翌1962年に公開されたオムニバス映画『二十歳の恋』のフランス篇『アントワーヌとコレット/二十歳の恋』でヒロインを演じて注目されるようになる。

 セザール賞の助演女優賞を第1回(1976年、『さよならの微笑』『フランスでの思い出』)と第2回(1977年、『バロッコ』)の2年連続で受賞している。また、女優のほかに作家や脚本家としても活動していた。

 2011年4月24日、フランス南部ヴァール県の自宅にあるプールで死亡して浮かんでいるところを夫に発見された。詳しい死因は明らかにされていないが、犯罪の疑いはないといわれている。

 2011年4月24日死去(享年66)