長島千恵

長島千恵(ながしまちえ 1982年10月26日生)
 [余命1ヶ月の花嫁]



 神奈川県生まれ。高校卒業後、東京で一人暮らしをしながらイベントコンパニオンをしていた。2005年10月、左の胸に違和感を感じ、父の貞士さんに付き添われて病院で検査を受けたところ乳ガンであることが判明する。12月に赤須太郎さんと出会う。

 2006年の1月、太郎さんから告白されるも、自分が乳がんであるため一度は断るが、その後付き合いはじめる。それから約半年後、左胸の切除手術を受ける。

 2007年4月にすでに末期の乳がんに冒されており、余命1ヶ月を宣告される。彼女は「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」とTBSテレビの取材に応じる。

 彼女の最大の夢は「ウエディングドレスを着ること」であった。千恵の夢を叶えるため、太郎さんとの模擬結婚式を友人たちが計画し、同年4月5日に籍は入れずに結婚式を挙げた。

 そして模擬結婚式から1ヶ月後の5月6日に死去した。

 2007年5月10日・11日にTBS系列報道番組『イブニング・ファイブ』にて「24歳の末期がん」ドキュメンタリー特集として放送され、放送終了後も大反響を呼び、同年7月17日に特番『余命1ヶ月の花嫁/乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ』が高視聴率を記録。同年12月にはそれに関した本が刊行40万部を突破した。2009年5月9日にはこれを題材にした映画が公開されている。

 2008年12月頃から、「彼女がAV女優だった」との噂がインターネット上で騒動となったが真相は不明である。

 →余命1ヶ月の花嫁はAV女優だった!?

 2007年5月6日死去(享年24)