ダグ・オルト

ダグラス・レーガン・オルト(Douglas Reagan Ault 1950年3月9日生)
 [アメリカ・プロ野球選手]



 テキサス州出身。1969年から1970年にかけて、ピッツバーグ・パイレーツ、サンディエゴ・パドレス、クリーブランド・インディアンスからのドラフト指名をことごとく拒否。大学卒業後の1973年にようやく地元のテキサス・レンジャーズと契約。1976年にメジャー初昇格。

 1977年に新球団のトロント・ブルージェイズに移籍。同年4月7日のシカゴ・ホワイトソックスとの開幕戦でチーム第1号を含む2本塁打を放った。

 1981年に阪神タイガース入団。長距離砲かつ日本野球に対応した柔軟なバッティングで入団1年目に長打率が.509、打率も.307をマークしたが、骨折もあってわずか1年で解雇された。引退後はブルージェイズ傘下3Aシラキュースの監督などを務めた。

 2004年12月22日、フロリダ州ターポンスプリングスの自宅で拳銃自殺。自殺の原因については、家庭内トラブルや薬物使用など諸説あるが、現在もはっきりとした原因はわかっていない。

 2004年12月22日死去(享年54)