鞭馬文典

鞭馬文典(べんまふみのり 1963年10月16日生)
 [お笑いタレント]



 大分県出身。大阪芸術大学時代にボクシング部に所属していた。大学卒業後、役者を夢見て上京し、劇団に所属。1987年、同郷の後輩で同じく役者を目指していた、かわのをとや(河野靖)とコンビを組み、翌1988年にホリプロスカウト合戦で特別賞を受賞。同年、ホリプロ初のお笑いコンビ「シューティング」としてデビュー。1991年にはニッポン放送「ナイターフラッシュ」にレギュラー出演。

 デビュー後、お笑いの傍らで佐山聡からシュートボクシングを習い始めたが、1992年9月29日の後楽園ホールで開かれたアマチュア大会のデビュー戦の際、相手のキックを頭部に受けて、試合終了後に意識不明となり病院へ搬送されたが、10日後の10月9日に急性硬膜下血腫のため死亡した。真相は不明だが、そもそもシューティングの2人がシュートボクシングを始めたのは、「名前だけじゃなく本当にシュートボクシング(シューティング)をやれ」という所属事務所の担当者からの命令であったとされる。

 1992年10月9日死去(享年28)