イェジ・ククチカ

イェジ・ククチカ(Jerzy Kukuczka 1948年3月24日生)
 [ポーランド・登山家]



 ククチカは世界中でも優秀な登山家の一人とみなされている。彼は他の誰よりも8000メートル峰全14座登頂を短時間で成し遂げた(全14座登頂にかかった期間は8年間)。この過程でククチカは10個の新ルート開拓と4座の冬季登頂を成し遂げた。マカルーの単独登頂は写真などの十分な証明が無かったため、当初は疑問視されていたが、山頂に残置した人形を、翌年に登頂した韓国人登山家の許永浩が発見し登頂を証明した。

 1989年10月24日、未登のビッグウォールであるローツェ南壁の登攀中、標高約8200メートルの部位から転落死した。ククチカの遺体は発見されなかった。

 1989年10月24日死去(享年41)