パキリ

パキリ(Paquirri 本名:フランシスコ・リベーラ・ペレス 1948年3月5日生)
 [スペイン・闘牛士]



 パキリはカルメン・オルドニェスと結婚して、闘牛士となる2人の息子フランシスコ・リベーラ・オルドニェスとカジェタノ・リベーラ・オルドニェスをもうけているが、後に離婚した。その後は歌手のイサベル・パントーハと結婚し、フランシスコという名の息子をもうけた。

 1984年9月26日、アンダルシア州のコルドバ県のポソブランコで開催されていた闘牛に出場し、「ずるい」という意味の名前の雄牛アビスパードの角に突き刺された。この悲劇はテレビカメラによって中継されており、この時点ではパキリは意識はあり、看護婦と言葉を交わしていた。しかし、80キロ離れたコルドバの軍の病院への搬送途中に死亡した。

 2日後セビージャのマエストランサ闘牛場で数千人の人が見守る中、告別式が行われた。遺体はセビージャのサン・フェルナンド墓地に埋葬された。

 2015年8月、息子のオルドニェスが雄牛の角で脚の付け根を突かれて重体となったが、一命を取り留めている。

 1984年9月26日死去(享年36)