川田亜子(かわだあこ 1979年1月17日生)
[アナウンサー]
金沢大学附属小学校・中学校卒業。盛岡白百合学園高等学校卒業。高校時代は海外留学を経験。白百合女子大学文学部卒業後、2002年に東京放送に入社(TBS以外のテレビ局1社にも合格)。
2007年3月23日付でTBSを退社し、フリーアナウンサーに転身。これは川田の報道番組担当の希望が強かった為。2007年4月7日からテレビ朝日「サタデースクランブル」のキャスターに就任。放送局のアナウンサーが退職後すぐに他局のレギュラー番組を担当するのは異例であった。
所属事務所によると、2008年5月上旬から川田の様子がおかしいと感じたという。本人に直接確認したところ「大丈夫」と話していたが、川田の体調もすぐれなかったため通院を勧め、医師の診断を受けていた。ただ、仕事はきちんとこなしていたという。
精神面の不安定さはブログでも表れていた。
・7日付のブログ…「先週から口がうまく回らなく、どうしたものかと悩んでおりました。人生は無常ですね」
・12日付のブログ…「母の日に私は悪魔になってしまいました。産んでくれた母に、生きている意味を聞いてしまいました。母の涙が、私の涙がとまりません。母の涙が耳の奥で響いているのです」
・14日付のブログ…「元気になるまで、皆さんとこうしてお話をするのを休憩させていただきます」と休止宣言を行う
・16日にブログ再開
しかし22日付では「仕事の合間」と題し、「一番苦痛であります。昔は本を読んだりお茶をしたり、ぽーとしたり。楽しかったのに…今はせつないです。豪華なホテルのロビーで優雅に幸せそうにしている方々を眺めながら、移りゆく景色に胸がきゅーとしめつけられます」などと、再び切迫した心の叫びを綴っていた。
2008年5月26日早朝、東京都港区海岸に駐車した乗用車内で倒れているところを通行人が発見、通報を受け駆け付けた警視庁三田警察署の警察官により死亡が確認された。調べでは、川田は運転席で倒れ、車内からコンロと練炭が見つかり、窓に目張りがしてあった。家族あての遺書も見つかった。
警察や報道では自殺と発表。しかし、不審な点が多くネットなどで他殺説が囁かれているが真相は謎のままである。
※不審点は以下のとおり
・身辺整理が全く行われていない
・仕事場に連れてくるほどの愛犬家だが愛犬も放置
・最愛の肉親へ最期の別れの挨拶が無い
・遺書は直筆ではなく印刷
・滅多に運転しないのに何故か車で自殺
・遺体の体勢が不自然
・車のカギが車外に落ちていた
・記者会見が開かれていない
・マスコミは自殺と簡単に報じた以降、この件をスルー
・第一発見者が行方不明
2008年5月25日死去(享年29)