J・J・ジョンソン

J・J・ジョンソン(J.J.Johnson 本名:ジェームス・ルイス・ジョンソン 1924年1月22日生)
 [アメリカ・トロンボーンプレイヤー]



 インディアナ州インディアナポリス生まれ。スウィング・ジャズ全盛期の1941年にクラレンス・ラブ楽団に在籍、プロとしての活動を開始。ベニー・カーター楽団やカウント・ベイシー楽団といった名門ビッグバンドでキャリアを積んだ。

 1950年代初頭に、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらとの演奏活動を通じてテクニックを磨き、のちに「空前絶後」と評された独自の演奏スタイルを確立してモダン・ジャズ時代の人気プレイヤーのひとりとなる。

 またプレイヤーとしてだけではなくアレンジャーとしても活躍しており、自身が参加していないアルバムのアレンジや、映画音楽のスコアも数多く手がけている。70歳近くになってからもマッキントッシュPCでの編曲を始めるなど、精力的に活動。

 晩年まで音楽活動を続けたが、前立腺癌による病苦から2001年、インディアナポリスにて拳銃で自らを撃ち自殺した。

 2001年2月4日死去(享年77)