カート・ヴォネガット

カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut 1922年11月11日生)
 [アメリカ・小説家/エッセイスト]



 ニューヨーク州ニューヨーク出身。人類に対する絶望と皮肉と愛情を、シニカルかつユーモラスな筆致で描き人気を博した。現代アメリカ文学を代表する作家の一人とみなされている。代表作には『タイタンの妖女』、『猫のゆりかご』(1963年)、『スローターハウス5』(1969年)、『チャンピオンたちの朝食』(1973年)などがある。ヒューマニストとして知られており、アメリカヒューマニスト協会の名誉会長も務めたことがある。20世紀アメリカ人作家の中で最も広く影響を与えた人物とされている。

 2007年、マンハッタンの自宅階段で転落して脳に損傷を負い、その数週間後の4月11日に死去した。

 2007年4月11日死去(享年84)