ペドロ・アルメンダリス

ペドロ・アルメンダリス(Pedro Armendariz 1912年5月9日生)
 [メキシコ・俳優]



 メキシコシティ生まれ。浅黒い肌、ぎらぎらした目、口髭をたくわえ、笑顔が印象的な俳優であった。メキシコ映画でキャリアを積んだのちハリウッドに進出したが、役が限定され、メキシコ人の盗賊役が多かった。

 1963年の映画『007 ロシアより愛をこめて』のケリム・ベイ役がペドロ・アルメンダリスにとって遺作となる。撮影当時、すでに末期癌に冒されており、彼の出演部分が撮影終了した直後にUCLA病院に入院したが、そこで拳銃自殺を遂げた。息子のペドロ・アルメンダリス・ジュニアも、1965年からメキシコ、ハリウッドで俳優となった。

 1963年6月18日死去(享年51)