アラン・J・パクラ

アラン・J・パクラ(Alan J. Pakula 1928年4月7日生)
 [アメリカ・映画監督]



 ニューヨーク出身でポーランド系ユダヤ人の両親の元に生まれる。イェール大学で学んだ。最初はワーナー・ブラザースのアニメ部門で働いていたが、パラマウント映画に移ってからプロデューサーとなり、ロバート・マリガン監督作品をプロデュース。1969年に『くちづけ』で映画監督としてデビュー。

 1971年の『コールガール』で主演のジェーン・フォンダが第44回アカデミー主演女優賞を受賞し、名声を得る。1976年の『大統領の陰謀』を筆頭に、『パララックス・ビュー』、『推定無罪』、『ペリカン文書』、『デビル』など、斬新な切り口のサスペンス映画を得意とした。

 1998年11月19日、ニューヨーク州ロングアイランドの高速道路を車で走行中、前方を走っている車から落ちた鉄パイプがパクラの車のフロントガラスを突き破って飛びこみ、頭を直撃して即死した。

 1998年11月19日死去(享年70)