金子光伸

金子光伸(かねこみつのぶ 1957年9月25日生)
 [俳優]



 東京都出身。幼稚園の頃、劇団関係者にスカウトされたのがきっかけで芸能界に入る。テレビや映画の子役、CMや舞台劇、雑誌のモデルとして活動。特撮テレビドラマ『悪魔くん』、『ジャイアントロボ』への主演で知られる。

 1969年以降、芸能界を引退した。後に旅行代理店に就職し、ツアーコンダクターに就いていたが、1979年に『仮面ライダー (スカイライダー) 』のスカイライダー/筑波洋役を東映から要請されたが既に就職していたので断っている。

 その後、金子本人が「もう一度役者をやってみたい」という復帰の思いを綴った手紙を東映プロデューサーの平山亨のもとに送ったのをきっかけで、1984年放送の『仮面ライダーZX』敵役/三影英介役にキャスティングされたが、両親による俳優復帰への反対が強く実現には至らなかった。

 1987年、オールナイトフジに当時29歳の金子が久しぶりに出演。1992年、Vシネマとして製作された京本政樹主演の『髑髏戦士ザ・スカルソルジャー/復讐の美学』で、『悪魔くん』でメフィスト役だった潮健児の出演とともに、ラスト近くでワンカットだけ友情出演した。

 1997年6月11日、39歳の若さで死去。彼の死亡の事実は平山亨にだけ遺族が伝えていたため、平山がそのことを後日公表した。交通事故死だったという。

 1997年6月11日死去(享年39)