ケイシー・ベッカー

『スクリーム』より



ケイシー・ベッカー(演者:ドリュー・バリモア)
 主人公シドニー・プレスコットの友人。カリフォルニア州の田舎町ウッズボローに住む高校生。ある夜、家で一人でビデオを見ようとしていたところ、不審な電話がかかってくる。ただのイタズラ電話と軽くあしらっていると、声の主は次第に異常な本性を現す。「クイズを出す。答えられなかったら殺す。冗談じゃない。庭の電気をつけてみろ」。そこには恋人のスティーヴ・ボースが椅子に縛りつけられていた。「こんな風に殺されたくないだろ?」。次の瞬間、目の前でスティーヴは惨殺された。パニックに陥ったケイシーは必死に逃げるが、姿をあらわしたマスク姿の脅迫者は彼女にナイフを深々と突き刺した。

 間もなく、帰宅したケイシーの両親が発見したのは、内臓をえぐられ木にぶらさげられた彼女の、まだ生温かい死体だった。謎の殺人鬼はシドニーの恋人ビリー・ルーミスとケイシーの元彼ステュワートであった。