エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ

エカテリーナ・ドミトリーエヴナ・アレクサンドロフスカヤ(Ekaterina Dmitriyevna Alexandrovskaya 2000年1月1日生)
 [オーストラリア・フィギュアスケート選手]



 ロシア連邦モスクワ出身。ロシアのフィギュアスケート界で活躍の場を得られずオーストラリアに国籍を変更、2016年初頭にハーレー・ウィンザーとペア結成。それから8ヶ月後に2016年JGPタリン杯優勝。オーストラリア所属選手がISU主催国際大会で優勝したのは初であった。2018年の平昌冬季五輪にはオーストラリア代表として出場した。

 2020年2月にてんかんの診断を受け、現役を引退。7月18日、モスクワ中心部にある建物の6階の窓から転落して死亡した。「愛している」と書かれた遺書のようなメモが残されていた。彼女は病状に悩み、また選手を引退したことで経済的にも厳しい状況にあったという。新型コロナウイルス感染症が拡大する中で新しい生活に馴染めず、うつ状態だったことから投身自殺を図ったものとみられている。

 2020年7月18日死去(享年20)