今野雄二

今野雄二(こんのゆうじ 1943年10月5日生)
 [評論家/翻訳家]



 北海道生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業後、平凡出版(後のマガジンハウス)に入社、「平凡パンチ」「an・an」編集部を経て、評論家として独立。音楽評論家としては、ミッシェル・ポルナレフ、ロキシーミュージックなど、多数のレコードのライナーノーツを担当している。日本テレビの深夜番組『11PM』に出演して映画紹介を行い、司会の愛川欽也から「コンちゃん」と呼ばれ、そのニックネームで知られるようになった。1970年代にはその他に当時の若者向け番組『リブ・ヤング!』や『空飛ぶモンティパイソン』などに司会者として出演した。

 1977年、立木リサと『気分を出してもう一度』(二十才の頃)をシングルリリース。1984年、ベストドレッサー賞(スポーツ・芸能部門)を受賞。1986年8月、石井明美のデビュー・シングル「CHA-CHA-CHA」(TBSドラマ『男女7人夏物語』主題歌)の日本語訳詞を担当、大ヒット曲となった。1989年、初の小説集『きれいな病気』(マガジンハウス刊)を発表。

 2010年8月2日、東京都渋谷区代官山の自宅アパートで首を吊って自殺を図り、すでに死亡しているのが発見された。

 2010年8月2日死去(享年66)