ロッキードコンステレーションL-749機墜落事故

ロッキードコンステレーションL-749機墜落事故(1949年10月27日発生)
 [北大西洋アゾレス諸島で発生した航空事故である。この事故で、乗員乗客48人全員が死亡した。]



 1949年10月27日、ニューヨーク・ラガーディア空港行きロッキードコンステレーションL-749機はフランス・パリのオルリー空港を離陸した。離陸後まもなく、ポルトガル沖合上空で機体に何らかの異常を発生し、操縦乗員はアゾレス諸島サンミゲル島のサンタ・マリア空港にダイバートすることを決定した。しかし、2度着陸を試みるも失敗、山中に墜落した。この事故で乗員乗客48人全員が犠牲になった。事故機には、ボクシングミドル級チャンピオンのマルセル・セルダン、天才バイオリニストと呼ばれたジネット・ヌヴーが搭乗していた。