カヨ・マタノ・ハッタ

カヨ・マタノ・ハッタ(Kayo Matano Hatta 1958年3月18日生)
 [アメリカ・映画監督]



 ハワイのホノルルに生まれの日系アメリカ人。スタンフォード大学を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で映画制作を学ぶ。そこで制作した短編映画"Picture Bride"を長編映画として制作しなおした『ピクチャーブライド』でデビュー。1920年代から30年代、アメリカにおける日系人の厳しい立場や生活環境を「写真だけで花嫁となる縁談」形式で渡米した或る若い女性を中心軸に描いた作品が注目を集め、サンダンス映画祭で高い評価を得た。

 その後『ヒマラヤ杉に降る雪』を監督する話もあったが流れている。

 2005年にはハワイ人小説家ロイス・アン・ヤマナカの著作を原作とした短編映画"Fishbowl"を制作。しかし同年、サンディエゴにて遊泳中に死去し、完成作品を見ることはなかった。

 2005年7月20日死去(享年47)