ギグ・ヤング

ギグ・ヤング(Gig Young 本名:バイロン・エルズワース・バー 1913年11月4日生)
 [アメリカ・俳優]



 ミネソタ州セントクラウドで生まれ、ワシントンDCで育つ。高校在学中から演技に興味を持ち始め、パサデナ・コミュニティ・プレイハウスで学ぶ。舞台に立っていたところをスカウトされ、ワーナー・ブラザーズと契約する。1969年『ひとりぼっちの青春』でアカデミー助演男優賞を受賞した。

 プライベートでは5回の結婚歴がある。1940年にシェイラ・ステイプラーと結婚し、7年後に離婚。1950年にパラマウントのドラマ・コーチだったソフィー・ローゼンスタインと再婚するが、ソフィーの癌が見つかり、結婚2年後に死別。1956年に女優のエリザベス・モンゴメリーと再婚。2人は1963年に離婚したが、原因はヤングのアルコール問題であった。その後すぐに不動産エージェントのエレイン・ウィリアムズと結婚し、1964年に娘ジェニファーが生まれる。このカップルは3年後に離婚し、娘の養育費の支払いに関して法廷で争った。

 1978年10月、ドイツ人女性キム・シュミットと結婚した3週間後に2人揃ってマンハッタンの自宅で遺体となって発見された。妻を射殺した後に自ら命を絶ったと見られる。動機等ははっきりと分かっていない。

 1978年10月19日死去(享年64)