イ・ウンジュ

イ・ウンジュ(李恩宙 1980年11月16日生)
 [韓国・女優]



 全羅北道群山市出身、檀国大学校映画演劇学科卒業。幼少時代からピアノを学んで、ピアニストになるのが夢だった。のちに映画の魅力に惹かれて、女優の道を歩み始めた。

 高校生の時、制服のイメージモデルとして登場し、1998年のSBSドラマ『白夜3.98』でブラウン管に登場した。1999年の『紅鱒』で映画デビュー。2000年の『オー!スジョン』で主役に抜擢され、2001年韓国のアカデミー賞とされる大鐘賞映画祭新人女優賞を受賞した。

 2004年史上最高の観客動員を記録した『ブラザーフッド』の主演女優として一躍スターダムにのし上がったが、2005年2月22日になって京畿道城南市盆唐区の自宅マンションで首吊り自殺しているのが兄に発見された。2004年10月に公開された映画『スカーレットレター』でベッドシーンを所属事務所になかば強いられて演じたことが不眠症につながったという報道もあったが、元マネージャーと事務所側はこれを否定しており、遺書も公式には公表されておらず、憶測の域を出ない。

 2005年2月24日、盆唐ソウル大学病院で告別式が行われた後、火葬に付され、高陽市一山区の納骨堂に安置された。

 2005年2月22日死去(享年24)