パトリック・ポンス

パトリック・ポンス(Patrick Pons 1952年12月24日生)
 [フランス・オートバイレーサー]



 千葉県出身。 グランプリでのベストシーズンは250ccと350ccの両クラスでランキング3位となった1974年。1974年から始まったフォーミュラ750世界選手権にもヤマハのTZ750で出場し、シリーズ最後の年となった1979年にチャンピオンとなっている。これはFIM主催の世界選手権においてフランス人が初めて獲得したタイトルだった。1980年にはデイトナ200での優勝も記録している。

 1980年、イギリスGPのレース中に転倒したポンスを後続のミシェル・ルージュリーが避けきれずに激突、ポンスは病院に運ばれたが2日後に息を引き取った。

 ルージュリーはこのアクシデントの一年後、リエカ・サーキットで行われたユーゴスラビアGPで、マシンから投げ出された際に後続のマシンと激突し、死亡している。奇しくもポンスと似たようなアクシデントで命を落とした事になる。

 1980年8月10日死去(享年27)