コリー・フルトン・ライドル(Cory Fulton Lidle 1972年3月22日生)
[アメリカ・メジャーリーガー]
ライドルが操縦する小型機は、ニュージャージー州空港を離陸。マンハッタンの自由の女神像を経由し、その後に高層アパートに衝突したと思われる。小型機が飛行していたのは15分ほどしかなく、ライドルとインストラクターは、ニューヨークを観光していたと見られている。
現場は世界貿易センタービルの5マイル(8km)北の場所であったため、テロの可能性も考慮された。事故発生の10分後、ペンタゴンは、ニューヨーク、ワシントンD.C.、ロサンゼルス、シアトルなどの都市に戦闘機を配備した。アメリカ同時多発テロ事件に光景が似ていたため、市民は、テロ再発かとパニックになった。
その後、FBIの調査により、小型機の所有者名とパスポートから、死亡したのがコリー・ライドルであることが判明した。アメリカ連邦航空局によると、小型機が高層アパートに衝突する直前、エンジントラブルで救難信号を発していたと述べている。
2006年10月11日死去(享年34)