リン・F・レイノルズ

リン・F・レイノルズ(Lynn F. Reynolds 1891年5月7日生)
 [アメリカ・俳優/映画監督]



 アイオワ州ハーレム生まれ。長じて、同州で新聞記者となり、その後、バートン・キング率いるバートン・キング・カンパニーで俳優として映画出演をする。1914年から脚本を書き始め、翌1915年にユニバーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニーに移籍、同年、エラ・ホール主演の映画『Both Sides of Life』で監督としてデビューする。1916年に設立された同社の子会社・ブルーバード映画で『沼の少女』や『南方の判事』を監督し、レイノルズの監督作は日本でも多く上映され、その後に設立された松竹蒲田撮影所(1920年設立)の映画作品に多大な影響を与えた。

 1921年6月、女優のキャスリーン・オコンナーと結婚するが、1927年2月25日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅でのパーティーの間に二人はお互いの不貞をなじって興奮して喧嘩になった。招待客がレイノルズをなだめようとしたしたが、レイノルズはテーブルを離れ、他の部屋からピストルを持ち出して自分の頭を撃って自殺した。ロサンゼルス郡サンタモニカ市の墓地「ハリウッド・フォーエヴァー」に眠る。

 1927年2月25日死去(享年35)