ギョーム・ドパルデュー

ギヨーム・ドパルデュー(Guillaume Depardieu 本名:ギヨーム・ジャン・マキシム・アントワーヌ・ドパルデュー 1971年4月7日生)
 [フランス・俳優]



 父親はフランスを代表する名優のジェラール・ドパルデューであり、母親エリザベート、妹ジュリーも女優という芸能一家に育つ。

 父ジェラールと共演した『めぐり逢う朝』で本格的な映画デビューを果たすが、順調にキャリアを進めていた1995年にバイク事故に遭い、入院。さらに黄色ブドウ球菌による院内感染に見舞われる。俳優としての仕事を精力的にこなす一方、17回にも及ぶ手術とリハビリを受けるも甲斐なく、2003年には右足の切断を決意。その後も義足の存在を感じさせない演技を続けた。

 2008年10月、遺作のひとつである『L'enfance d'Icare』の撮影中にルーマニアで急性肺炎にかかり緊急帰国。3日後の10月13日に、パリ近郊の病院で亡くなった。


 10月17日に行われた葬儀には、サルコジ大統領夫人のカーラ・ブルーニをはじめ、ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ夫妻、レオス・カラックス監督、ナタリー・バイ、ロマーヌ・ボーランジェなど数多くの著名人が参列した。


 2008年10月13日死去(享年37)