中原中也

中原中也(なかはらちゅうや 1907年4月29日生)
 [詩人/歌人]



 山口県生まれ。東京外国語学校専修科仏語部卒業。アルチュール・ランボーやポール・ヴェルレーヌに傾倒し、象徴的手法で生の倦怠と虚無感を歌った。350篇以上もの詩を残し、それらの一部は、中也自身が編纂した詩集『山羊の歌』『在りし日の歌』に収録されている。また、『ランボオ詩集』を出すなど、フランスの詩人の紹介にもつとめた。

 1937年10月22日、結核性脳膜炎を発症し死去した。遺骨は『一つのメルヘン』で歌われた吉敷川近くの経塚墓地に葬られた。

 1937年10月22日死去(享年30)