メアリー・コルレオーネ

『ゴッドファーザー PART3』より



メアリー・コルレオーネ(演者:ソフィア・コッポラ)


 マイケル・コルレオーネの一人娘。コルレオーネファミリーを財団に合法化させた際の顔役。従兄のヴィンセント・マンシーニと恋に落ちるが、ヴィンセントがドンの地位を選んだ為に別れる。オペラが終わり階段を降りていたマイケル・コルレオーネの身代わりとなり銃弾を胸に受け死亡した。

 メアリー・コルレオーネ役には、当初ウィノナ・ライダーが予定されていたが、撮影が始まってすぐにウィノナが健康上の理由で降板したため、急遽監督であるフランシス・フォード・コッポラの娘ソフィアに決まったという。ところが特にキャリアがないままに主要な助演女優に抜擢されたこともあり、ソフィアに対する批判は苛烈なもので、「素人演技」「演技以前の問題」と酷評され、ソフィアは同年度のゴールデンラズベリー賞の最悪助演女優賞・最悪新人賞を受賞してしまった。