マーゴ・ヘミングウェイ

マーゴ・ルイーズ・ヘミングウェイ(Margaux Louise Hemingway 1954年2月16日生)
 [アメリカ・モデル/女優]



 オレゴン州ポートランド生まれ。作家のアーネスト・ヘミングウェイは祖父、女優のマリエル・ヘミングウェイは妹。22歳で結婚。夫の勧めでモデルになるや、『ヴォーグ』、『コスモポリタン』誌のカバーガールとして瞬く間にトップモデルの仲間入りを果たす。1976年には『リップスティック』で妹のマリエルと共に映画デビュー。

 モデルのみならず女優としても成功するなど名声を得たが、私生活では双極性障害を患っていたと思われ、また2度の離婚を経験するなど恵まれず、アルコール依存症になり、1988年に治療のため入院。

 1996年7月2日、数日見かけなかったことを不審に思った隣人の通報で駆けつけた警察によって死体で発見された。抗不安薬の大量摂取による自殺と見られている。奇しくもこの日は、35年前に祖父であるアーネスト・ヘミングウェイが猟銃自殺を遂げた日と同日だった。

 1996年7月2日死去(享年42)