オーウェン・ウィルソン

オーウェン・カニンガム・ウィルソン(Owen Cunningham Wilson 1968年11月18日生)
 [アメリカ・俳優/脚本家]



 テキサス州ダラスにて、アイルランド系アメリカ人の両親のもとに生まれる。父親のロバート・アンドリュー・ウィルソンはテレビ局の広報担当、母親のローラ・ウィルソンは写真家。兄のアンドリュー、弟のルークも俳優。ニューメキシコ州の軍隊高校を卒業後、テキサス大学に進学。

 大学在学中にウェス・アンダーソンと出会い、共同で執筆した脚本が『アンソニーのハッピー・モーテル』として映画化された。『天才マックスの世界』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の脚本も書いている。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』ではアンダーソンと共にアカデミー脚本賞のノミネートされた。

 ジャッキー・チェンと共演した『シャンハイ・ヌーン』、『シャンハイ・ナイト』や『ウェディング・クラッシャーズ』、『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』といったヒット作にも出演し、ハリウッド人気スターとなる。

 変わった鼻の形をしており、高校時代にフットボールの試合で怪我をしたのが原因らしい。本人はそれについてあまり語りたがらないという。サイトでの彼のプロフィールで、「妻はジーナ・ガーション」となっていることが多いが、以前交際していたことがあるが、結婚はしていない。また、2007年5月までケイト・ハドソンと交際していた。

 2007年8月26日に両手首を切り、錠剤を過剰摂取するなどして自殺を図り病院に運ばれる。その後が心配されたが、緊急入院から約1週間後には退院し、10月4日には『ダージリン急行』のプレミアに姿を見せた。ベン・スティラーが監督を務めた『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』にカメオ出演する予定だったが、降板。マシュー・マコノヒーが代役を務めた。

 なお、自殺未遂の原因と考えられるのがケイト・ハドソンとの破局である。彼女は彼の自殺未遂の後「彼をサポートする」と言って二人はまた付き合いだしたが、すぐさま破局した。彼女と破局後は、新恋人ジェイド・ドェエルと交際。2011年1月、第1子の誕生を発表した。