バーバラ・ヘップワース

バーバラ・ヘップワース(Barbara Hepworth 1903年1月10日生)
 [イギリス・芸術家/彫刻家]



 ウェスト・ヨークシャー州ウェイクフィールド生まれ。リーズ美術学校、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに学ぶ。1924年からイタリアに留学し、1930年代初頭から抽象彫刻を試みたが、パリでジャン・アルプ、ナウム・ガボなどに出会い、影響を受け、作品は温かみのある有機的フォルムが特徴となる。1932年に画家のベン・ニコルソンと結婚、「抽象・創造」「ユニット・ワン」などのグループに参加し、多くの前衛作家との交流を持つ。自然のリズミカルな躍動感、素材に対する研ぎすまされた感覚を持つ作品で、1959年第5回サン・パウロ・ビエンナーレで大賞を受賞した。

 ヘップワースは1949年からセント・アイヴズのトレウィン・スタジオに住んでいたが、1975年5月20日、トレウィン・スタジオの失火のため72歳で亡くなった。

 1975年5月20日死去(享年72)