マーガレット・キャンベル(Margaret Campbell 1883年4月24日生)
[アメリカ・女優]
1883年にミズーリ州セントルイスで生まれたマーガレット・キャンベルは、俳優の集団ブラムホール・プレイヤーズの主要な女優として活躍し、1910年代初期にブロードウェイで『ハムレット』と『ヴェニスの商人』のリバイバル版に出演した。
後にキャンベルは、ドイツ出身で当時彼女の夫であった俳優ジョセフ・スウィッカードに従って映画界に入り、大抵の場合はかなり威厳のある女性役を演じた。キャンベルは無声映画期に活躍し性格俳優として知られていたが、トーキー時代の到来を期に、銀幕から身を引いた。
引退後のキャンベルは、ロサンゼルス市立大学で演劇を指導していたが、1939年に彼女の息子によって殺害される。キャンベルは性的暴行を加えられた上、ハンマーで撲殺された。
1939年6月27日死去(享年56)