小路啓之

小路啓之(しょうじひろゆき 1970年7月9日生)
 [漫画家]



 大阪府出身。1997年、ちばてつや賞にて「殺しのライセンス」が準大賞を受賞しデビュー。1998年にアフタヌーン四季賞・夏のコンテストにおいて「カゲ切り男をめぐる冒険」が審査員(谷口ジロー)特別賞を受賞。その他スーパージャンプ漫画大賞準入選など新人賞の受賞多数。2000年から2002年まで『月刊アフタヌーン』(講談社)にて初の連載作となる『イハーブの生活』を連載。以降、2007年から2009年までWebマガジン『GENZO』(幻冬舎コミックス)にて『かげふみさん』を連載。2009年から2011年まで『コミックバーズ』(幻冬舎コミックス)にて『来世であいましょう』を連載。2010年に『スーパージャンプ』(集英社)にて『ごっこ』を連載開始し、2011年に同社『グランドジャンプPREMIUM』に移籍して完結。2011年から2013年まで『ジャンプ改』(集英社)にて『犯罪王ポポネポ』を連載。

 2016年10月20日21時50分頃、奈良県御所市城山台の国道24号脇の歩道で顔から血を流して倒れている所を発見され、1時間後に死亡が確認された。当時、小路は家族に「和歌山にサイクリングに行く」と伝えていた。リカンベント型自転車による事故とみられている。上記の死亡事故により、『ミラクルジャンプ』にて連載していた「雑草家族」及び『コミックフラッパー』にて連載していた「10歳かあさん」の2作品が絶筆となった。

 2016年10月20日死去(享年46)