佐久間洋之介

佐久間洋之介(さくまようのすけ 1981年1月26日生)
 [プロサーファー]



 神奈川県出身。葉山町で生まれ育ち、幼い頃から海に慣れ親しみ、4歳で本格的にサーフィンを覚えた。15歳で単身ハワイに渡り、サ-フィンのコンテストを転戦するようになる。

 弱冠20歳で、20フィートを超えるハワイ・ワイメアの大波を克服。そのシーンが雑誌「SURFINGWORLD」の表紙を飾り、一躍その名を知られるようになる。以後、日本のみならず海外のビッグウェーブポイントを中心に活動し、海外のサーフィン誌の表紙を飾ることも多かった。

 2005年6月、波に挑む姿を自ら撮影、編集したDVD作品「DANCING on the WHAT」を発売。また、サーフィンだけでなく、ダイビングやカヌーなどあらゆるマリンスポーツに精通したウォーターマンとして広く認められ、分野を超えて多くの人々に愛されていた。

 2006年1月2日午後4時ごろ、友人と2人でカヤックで真名瀬漁港沖まで行き、素潜りで魚をとるなど遊泳していたが、意識不明の状態で発見された。カヤックに乗っていた友人は引き揚げることができず、沿岸に助けを求めに戻った間に、行方不明になっていたが、4日午前9時半ごろ、約10km離れた横須賀市内の海岸で遺体で見つかった。死因は溺死であった。

 佐久間の訃報により、彼がモデルの長谷川理恵と交際していたことが世間に明るみになった。それまで2人の仲は一部のサーファーの間にしか知られいなかった。2人は2004年の夏にサーフィンを通じて出会い、度々ハワイにサーフィン旅行もしていたという。

 2006年1月2日死去(享年24)