武彦王妃佐紀子女王

武彦王妃佐紀子女王(たけひこおうひさきこじょおう 1903年3月30日生)
 [皇族]



 賀陽宮邦憲王と同妃好子の第二王女。1922年7月19日に、山階宮武彦王と結婚し、後に懐妊。しかし、翌年9月1日に起こった関東大震災で、滞在中だった神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜別邸が崩壊し薨去。同震災では、藤沢市で師正王と小田原市の閑院宮別邸で寛子女王も遭難し、皇族ではあわせて3名が命を落とした。同9月18日午前8時に、山階宮邸で告別ノ儀が行われ、引き続き東京都文京区の豊島岡墓地にて埋柩ノ儀が行われ午前10時15分に済まされた。

 1923年9月1日死去(享年20)