バーバラ・コルビー

バーバラ・コルビー(Barbara Colby 1939年7月2日生)
 [アメリカ・女優]



 ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。舞台女優としてキャリアをスタートさせ、1964年に舞台『The Devils』でブロードウェイデビューを果たした。しばらくして活動の場をニューヨークからロサンゼルスへ移して1967年に映画『The Tiger Makes Out』でデビュー。その後はテレビドラマから映画、舞台と幅広く活躍し、1971年には若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督したピーター・フォーク主演のサスペンスドラマシリーズ『刑事コロンボ』の1エピソードへも出演。ゲスト犯人役のジャック・キャシディを脅迫する雑貨店の女店主を演じている。

 当時シットコム『Phyllis』へ出演中だったコルビーは、ロサンゼルス近郊のヴェニスで演劇講師をしていたが、1975年7月24日に同僚と駐車場へ向かっている際に2人組の男たちから銃撃され死亡した。尚、その際に一緒に歩いていた同僚もその後死亡したが、警察が駆け付けた時はまだ息があり、二人に関しての面識はないと証言。警察の捜査も甲斐なく、現在においても犯人は特定されていない。

 1975年7月24日死去(享年36)