クリス・フォン・エリック

クリス・フォン・エリック(Chris Von Erich 本名:クリス・バートン・アドキソン 1969年3月2日生)
 [アメリカ・プロレスラー]



 テキサス州ダラス出身。フリッツ・フォン・エリックの息子(六男)。兄達より身体(165cm)が小さかったためプロレス入りは無いものと思われたが、兄達のセコンドについていた際に幾度となく乱闘に加勢し、1990年より選手としてもデビュー。

 父フリッツのWCCWがテネシー州メンフィスのCWAと合併して発足したUSWAのダラス支部にて、悪徳マネージャーのパーシー・プリングル3世と抗争。兄ケビンやクリス・アダムスとタッグを組み、若手時代のスティーブ・オースチンなどプリングルがマネージメントするヒールとも対戦した。

 1991年9月12日、ピストル自殺で死去。彼は喘息に苦しみ、またプロレスラーとしては非常に小柄だったこともあってステロイド剤を常用していたという。2009年4月、フォン・エリック・ファミリーの一員としてWWE殿堂に迎えられた。

 1991年9月12日死去(享年21)