ウラディスラフ・コマル

ウラディスラフ・コマル(Wladyslaw Komar 1940年4月11日生)
 [ポーランド・砲丸投選手/俳優]



 リトアニア・カウナス生まれ。1972年ミュンヘンオリンピックではオリンピック新記録となる21m18の投てきで、優勝候補と目されていたアメリカのジョージ・ウッズを1cm抑えて優勝した。オリンピックには1964年東京(9位)・1968年メキシコ(6位)・ミュンヘンと3度ポーランド代表として出場した。後に俳優に転じ、ロマン・ポランスキー監督による映画『ポランスキーの パイレーツ』(1986年)に出演した。

 1998年、モントリオールオリンピック男子棒高跳金メダリストのタデウス・スルシャルスキーとともに自動車事故(ポーランド金メダリスト事故死)に遭い、死去。

 事故現場には、優れたスポーツマンの記念碑が建てられた。彼はワルシャワのポヴォンスキ墓地に埋葬された。

 1998年8月17日死去(享年58)