マッシモ・トロイージ

マッシモ・トロイージ(Massimo Troisi 1953年2月19日生)
 [イタリア・俳優/映画監督]



 カンパニア州ナポリ県出身。若いときからキャバレーをはじめとする舞台に立ち、イタリアのテレビ・舞台・映画で活躍した。世界的に評価された映画『イル・ポスティーノ』で知られているが、トロイージはこの作品の脚本も手がけた。

 もともと心臓が悪く、『イル・ポスティーノ』制作時には即刻手術しなければ危険な状態であったが、彼は撮影を優先し、撮影終了時から12時間後に41歳の若さで亡くなった。最後の言葉はスタッフに言い残した、「今度は僕の最高のものをあげるからね」だった。

 1994年6月4日死去(享年41)