ドン・ウィルソン

ドン・エドワード・ウィルソン(Donald Edward Wilson 1945年2月12日生)
 [アメリカ・プロ野球選手]



 ルイジアナ州モンロー出身。1964年シーズン前にヒューストン・コルト45's(1965年からヒューストン・アストロズ)と契約し、1966年から1974年にかけてアストロズに在籍した。

 1967年6月18日のブレーブス戦で15奪三振を記録し、ノーヒットノーランを達成。1968年7月14日のレッズ戦では球団記録となる18奪三振を記録。1969年5月1日のレッズ戦で自身2回目のノーヒットノーランを達成。同年、自己最多の235奪三振、最多タイの16勝を記録。1971年にはオールスターに初選出を果たした。ウィルソン最後の登板となった1974年9月28日のブレーブス戦では5対0で完封勝利を記録した。

 1975年1月5日、テキサス州ヒューストンの自宅でガス中毒事故により死去。車庫内でエンジンをかけたまま車に乗っていたため一酸化炭素中毒を起こしたという。ウィルソンの死去を受け、アストロズはウィルソンの背番号40を同年4月13日に永久欠番とした。

 1975年1月5日死去(享年29)