大野源一

大野源一(おおのげんいち 1911年9月1日生)
 [将棋棋士]



 東京都出身。戦前は居飛車党だったが、戦後の1947年に順位戦がスタートした際に、それまで2日制以上の長丁場が当たり前だった対局が「持ち時間各7時間の1日制」に短縮されたことから、居飛車と比べてあまり長考の必要がないとされる振り飛車を積極的に採用するようになる。この結果、江戸中期以降は廃れていた振り飛車をプロの戦法として復活させ、「振り飛車名人」の異名を持った。

 1979年1月14日、電車の踏切をくぐろうとしたのを失敗し、はねられ即死した。

 1979年1月14日死去(享年67)