ガーネット・シルク

ガーネット・シルク(Garnett Silk 本名:ガーネット・ダミオン・スミス 1966年4月2日生)
 [ジャマイカ・レゲエ歌手]



 マンチェスター教区出身。「ガーネット・シルク」の名付け親はスティーリー・ジョンソン。12歳の時、リトル・ビムボの名でディージェイとしての活動を開始、様々なサウンド・システムで修行を積む。初のレコーディングは1987年の「Problem Every Where」。その後活動拠点をキングストンへと移し、シンガーへと転向する。1990年頃から頭角を現し、影響を受けた多くのアーティストがラスタ的な歌を書くようになる。

 「Hello Africa」「Splashing Dashing」などをヒットさせ、性と暴力を主なテーマとしていた当時のダンスホール・レゲエにラスタ回帰の気運を取り戻したが、1994年にマンチェスター教区マンデビルの母の住む生家を訪ねた際、母と共に不慮の火事により永眠。火災は拳銃の発砲によるプロパンガス爆発により起こったが、その死の経緯に関しては、麻薬取引に関わったための報復説、暗殺説、強盗説などの様々な噂があるが、真相は分かっていない。

 1994年12月10日死去(享年28)