池田晶子

池田晶子(いけだしょうこ 本名:寺脇晶子 1975年6月18日生)
 [アニメーター]



 京都府出身。京都アニメーション取締役。2児の母。代々木アニメーション学院大阪校アニメーター科卒業後、1996年に京都アニメーション入社。『ドラえもん』の動画が初仕事。『犬夜叉』の第3話「骨喰いの井戸からただいまっ!」で初の作画監督を務め、その原画がアニメ専門誌の特集ページでは大々的に取り上げられるほどに好評だった。2006年『涼宮ハルヒの憂鬱』で初のキャラクターデザイン・総作画監督を務める。2015年より『響け! ユーフォニアム』や『劇場版 響け!ユーフォニアム』でキャラクターデザイン・総作画監督を担当、60人以上のキャラクターを描き分けるなど、本編の質の高さの維持に貢献した。

 2019年7月18日昼前、京都アニメーション第1スタジオに当時41歳の男が侵入、バケツからガソリンを建物1階に撒いてライターで着火した事により、爆燃現象が発生した。結果としてスタジオは全焼し、池田を含む社員36人が死亡、33人が重軽傷と、過去に例を見ない大惨事となった(京都アニメーション放火殺人事件)。

 1ヶ月以上安否が明かされていなかったが、8月27日になって事件により死去していたことが、遺族の了承と共に京都府警察によって公表された。遺体は2階で発見されたという。

 2019年7月18日死去(享年44)