渡邉泰憲

渡邉泰憲(わたなべやすのり 1974年6月2日生)
 [ラグビー選手]



 北海道生まれ東京都出身。保善高校でラグビーを始める。全国高等学校ラグビーフットボール大会への出場はならなかったものの、高校日本代表に選出されイングランド遠征に参加。日本体育大学に進み、3年で関東大学対抗戦優勝を経験する。大学4年次の1996年に日本代表に選出され、5月11日の香港戦で初キャップを獲得。

 卒業後、東芝に入社。ナンバーエイトからフランカーにコンバートされ優勝にも貢献する。1999年にW杯代表に選出。以来3大会連続出場を果たす。2008年度シーズン終了後に引退。

 2010年4月3日午後9時半ごろ、JR横須賀線鎌倉駅でホームから線路に転落し、電車にはねられ死亡した。その日は、神奈川県内で行われた会社関係者との集まりに参加。普段はあまり口にしない酒を飲み、解散後、都内の自宅と逆方向の電車に乗り、鎌倉駅で下車。その後、自ら線路内に立ち入り、電車にはねられたという。本人の遺書等も見つかっておらず、事故死の可能性が高い。渡邉の死亡に関連する事情に関しては現在のところは不明。

 2010年4月3日死去(享年35)