ジョン・オブライエン

ジョン・オブライエン(John O'Brien 1960年5月21日生)
 [アメリカ・作家]



 コロラド州レイクウッド生まれ。19歳で結婚し、法律事務所に勤務。この頃アルコール中毒になる。1983年ロサンゼルスに移り住み、その後カリフォルニア大学ロサンゼルス校に入学、作家を目指す。2年がかりで、アルコール依存症の男と娼婦の純愛を描いた『リービング・ラスベガス』を執筆したが、売れ行きは2千部にも満たない状況だった。

 小説執筆のために治療を受けながら一時的に禁酒に成功したが、1991年から止めていた飲酒を再び始める。1992年に妻と離婚。

 1994年4月、『リービング・ラスベガス』映画化決定の2週間後に拳銃で頭を打ち抜いて自殺した。部屋に残されていたのは、ピザの箱と半分空になったウォッカのボトルだけだった。映画は1995年に公開され大ヒットした。

 1994年4月10日死去(享年33)