ハリーナ・ハッチンズ

ハリーナ・ハッチンズ(Halyna Hatchyns 1979年生)
 [ウクライナ・撮影監督]



 彼女は、30を超える映画、短編映画、TVミニシリーズを担当した。2021年10月21日、映画「ラスト」のセットでの制作中に俳優のアレックボールドウィンに致命的な銃撃を受けました。 

 

 2021年10月21日、ニューメキシコ州サンタフェで映画『Rust』の撮影中、主演のアレック・ボールドウィンが撮影で小道具の銃を発射した際に、撮影監督のハリーナ・ハッチンズと監督のジョエル・ソウザが負傷した。2人はただちに病院に搬送されたが、胸に銃弾を受けたハッチンズは間もなく死亡、ソウザは一時重体となったが、その後快復に向かった。メディアの報道によれば、ボールドウィンは当時、ホルスターから銃を引き抜いてカメラに向けるシーンの練習中で、事故を起こした銃は安全な小道具としてボールドウィンに渡されていた。小道具の銃の中にあるはずのない実弾が入っていたために起きた事故だったという。事故原因をめぐっては、銃をボールドウィンに渡した助監督と武器担当者に注目が集まったが、どのような経緯で実弾が現場に持ち込まれたのかは明らかになっていない。

 2021年10月21日死去(享年42)