イヴ・メイヤー

イヴ・メイヤー(Eve Meyer 1928年12月13日生)
 [アメリカ・女優/映画プロデューサー]



 ジョージア州アトランタでイヴ・ターナーとして生まれ、1950年代にピンナップモデルとして評判となり、PLAYBOY誌1955年6月号のプレイメイトとなった。撮影は当時の夫であるセクスプロイテーション映画監督のラス・メイヤーが担当している。メイヤーとの結婚後はしばしば彼の写真モデルを務めた。銀幕デビューは1955年の『画家とモデル』であった。女優としては1959年の戦争ロマンス映画『オペレーション・デイムズ』や、メイヤーが監督した1961年のエクスプロイテーション映画『イヴ&ハンディマン』に主演している。

 イヴ・メイヤーは『ワイルド・パーティー』を含むラス・メイヤーの1960年代から1970年代初めの映画作品に製作者(または共同製作・製作総指揮)として名を連ねている。彼女は女性実業家として成功していたが、滑走路上で2機のボーイング747同士が衝突した1977年のテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故で命を落とした。

 両機の乗客乗員644人のうち583人が死亡。死者数においては史上最悪の航空事故となった。死者数の多さなどから「テネリフェの悲劇」「テネリフェの惨事」とも呼ばれている。

 1977年3月27日死去(享年48)