ロビン・クロスビー

ロビン・ランツ・クロスビー(Robbin Lantz Crosby 1959年8月4日生)
 [アメリカ・ギタリスト]



 カリフォルニア州ラホヤ出身。1980年代に隆盛したLAメタルの代表的存在であるアメリカのハードロックのバンド「ラット(RATT)」のメンバーとして活躍。1991年のRATT最後の来日公演を最後にバンドを脱退。半年後に自己の新バンド「Call of the Wild」を結成するも同名バンドが既に存在していた為、バンド名を変名。バンド名を「Secret Service」に変名後、激しいメンバーチェンジを繰り返しながらプリ・プロダクション等の制作を数回行うが一切の音源発表には至っていない。

 2m近い身長のせいかニックネームは"KING"。その圧倒的な存在感と親しみやすい人柄からLAメタル界の"KING"として他のミュージシャンからも敬愛された。1988年にはグラム・メタルバンド「リリアン・アクス(Lillian Axe)」のデビューアルバムをプロデュースしている。

 しかし、薬物中毒による注射器の使い回しが祟り、2002年にエイズにより死亡(検死報告によれば直接の死因はヘロインの過剰摂取、エイズの合併症により内臓の機能が著しく低下していたことが影響したとされる。死亡時の体重は180kgを超えていた。闘病苦からの自殺説あり)。晩年は車椅子生活を余儀なくされていた。

 2002年6月6日死去(享年42)