岡田京子

岡田京子(おかだきょうこ 本名:半田京子 1958年10月21日生)
 [女優]



 東京都出身。都立日比谷高校定時制課程卒業。1974年に公開された『安藤組外伝 人斬り舎弟』にてデビューする。1975年に東映の『仮面ライダーストロンガー』にて電波人間タックル/岬ユリ子役に抜擢され、ストロンガーと共に戦い、ストロンガーへの思いを胸に秘めてデルザー軍団との戦いに散る少女を好演した。

 その後は、映画『必殺女拳士』や大島渚監督の日仏合作映画『愛のコリーダ』に出演したが、1976年に『仮面ライダーストロンガー』のメイク担当であった小山英夫と結婚したため引退。引退後は居酒屋を営んで、夫との間に一女をもうけたが、1986年8月12日、持病であった喘息の発作のため、27歳の若さで死去した。

 引退後も公私の面で岡田と親交があった仮面ライダー2号/一文字隼人役の俳優である佐々木剛は、彼女の早過ぎる逝去にショックを隠せなかったという。奇しくもこの年は、岡田が急逝する4ヶ月前に同シリーズでライダーマン/結城丈二を演じた山口豪久(41歳没)も逝去していた。『仮面ライダーストロンガー』の電波人間タックル/岬ユリ子役で出演していたことで現在も根強いファンが多い。

 1986年8月12日死去(27享年)