フィリップ・ヒューズ

フィリップ・ジョエル・ヒューズ(Phillip Joel Hughes 1988年11月30日生)
 [オーストラリア・クリケット選手]



 ニューサウスウェールズ州マックスビル出身。2008年にはICC U19クリケット・ワールドカップで代表選出。2009年2月には史上2番目の若さでオーストラリア代表に選出され、ダーバンで行われた南アフリカ戦に出場。シェフィールド・シールドでは最優秀選手にも選ばれた。ヒューズはNSW代表として2012年まで在籍。2013年からは南オーストラリアチームとしても活躍。IPLでもムンバイ・インディアンズの一員としても活躍していた。

 2014年11月25日、シドニーで行われたNSW戦で、投手が投げたバウンサーと呼ばれる地面で跳ね返って届くボールが首筋付近に当たった。ボールが当たった直後、体を折り曲げ倒れたため、救急車でセント・ビンセント病院に運ばれ、脳内出血で脳が圧迫されるのを防ぐために開頭手術を受け、集中治療室で治療を受けていた。

 しかし、意識を回復することなく2日後に死亡が宣告された。25歳という若さだった。オーストラリア・クリケットは大選手が引退し、後継者不足が言われ始めた時期にヒューズは将来を期待されていた。

 2014年11月27日死去(享年25)