ジェフ・アルム

ジェフ・アルム(Jeff Alm 本名:ジェフリー・ローレンス・アルム 1968年3月31日生)
 [アメリカ・アメリカンフットボール選手]



 ニューヨーク州ニューヨーク出身。身長198センチ、体重124キロ。ポジションはディフェンシブタックル。ノートルダム大学から1990年のNFLドラフト2巡目(全体の41番目)でヒューストン・オイラーズに指名されて入団した。オイラーズで1990年から1993年までの4年間、先発8試合を含む44試合に出場し、2.5サックをあげた。

 1993年12月14日午前2時45分、テキサス州ヒューストン地区の州間高速道路610号線を走行していたアルムのキャディラックが、スピードの出しすぎで制御不能となり59番北出口ランプで事故を起こした。事故の衝撃で助手席に同乗していた親友のシーン・P・リンチは車外に投げ出され、高速道路の9メートル下に転落、即死した。親友の死に取り乱したアルムはショットガンを取り出し、2発空中に向かって発砲した後、自分の頭を撃って自殺した。

 薬物報告書ではアルムの血中アルコールレベルが法的制限レベルの0.10を越え、0.14であったと述べられている。また、アルムは緊張性頭痛のためによく処方されたバルビツール酸系製剤であるフィオリナールも服用していたが、バルビツールのレベルは治療効果の範囲内であった。

 1993年12月14日死去(享年25)