ケイト・スペード

ケイト・スペード(Kate Spade 1962年12月24日生)
 [アメリカ・ファッションデザイナー]



 ミシシッピ州で生まれ育ったケイト・スペードは、アリゾナ州立大学でジャーナリズムを学んだ。卒業後にファッション雑誌『マドモワゼル』誌で働くようになり、1993年に夫であるアンディ・スペードとともに自分のブランド「ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)」を立ち上げた。2007年に同ブランドをリズ・クレイボーン社に売却し、夫妻はブランドから離れ、ケイトは育児に、夫は店舗デザインなどの仕事に従事し、2016年に新ブランド「フランシス ヴァレンタイン(FRANCES VALENTINE)」を夫と昔の仕事仲間とともに立ち上げた。ブランド名は、ケイトの父方に伝わる名前に由来し、2005年に生まれた一人娘の名前にも含まれている。

 2018年6月5日、ニューヨークマンハッタンの自宅の寝室で首を吊って死亡しているのが発見された。翌6日に夫が声明を発表し、ケイトが5年間うつ病と不安症の治療を受けていたこと、10ヶ月前から別居していたが離婚の話は出ていなかったこと、娘への遺書があったことなどを明らかにした。

 2018年6月5日死去(享年55)